4月、
私の身辺では、特にこれといったこともなかったけど、
Shunを取り巻く環境には大きな変化があった。
何人かのお友だちが卒園して、
代わりに新しいお友だちが、どさっと入ってきたのだ。
朝、何も知らないShunは保育園に着くなり、
号泣の嵐に息を飲む。

見慣れたお友だちは、どこを探してもいなくて、
代わりに、
見たこともないお友達が、あちこちでワンワン泣いてる。
(初めての保育園では、皆大泣きなのです)
その日、家に帰ったShunの第一声は、

そう、
なんといってもイタイのは、
大親友のリオ君がいなくなってしまったことだ。
説明してはみるものの、
まだ2年しか生きてない彼に、
「新学期」だの、「卒園」だのという、イベントの意味が、
理解できるはずもない。
でも、
察しのいい彼は、二日目、
保育園に着いて、
やっぱりリオ君や他の慣れ親しんだお友だちがいないことを知り、
「待っても、もうリオ君たちは来ないんだ」
ということが、
うすうす分かったらしい。

・・・久しぶりに保育園で大泣きした。
こっちもツライよ。
なんか、Shunの胸の内が
手に取るように分かって、
こっちまで胸がつまる。
でも、どうしようもない。
新しい環境に慣れるしか、ないのだ。

社会人になってから、そういう経験が少なくなって、
忘れていたけど、
そういえば春って、
別れと出会いの季節だったんだなあ、と、
思い出させられた。